大分県の絶景が撮影できる条件
皆さん、大分県に行けば、きっと感動的な絶景が撮影できると思っていませんか。
でも実際に行ったら大雨で、ぜんぜん風景写真が撮れなかったという経験もあったと思います。
また天気が良くても太陽が逆光で眩しい場合は、良い写真が撮れないこともあります。
このように絶景の撮影は、桜や紅葉のような旬の季節だけでなく、狙いとする気象条件や撮影する時間帯などの様々な条件が揃った時に行くことが大前提になります。
ポイント
つまり、大分県の絶景に出会うためには、
天気予報を直前まで確認し、車で臨機応変に移動
することをおすすめします。
詳しい理由は、こちら
まずは絶景写真を撮るための絶対条件をおさえた上で、おすすめスポットの撮影を計画していきましょう。
大分県を撮影するポイント
当サイトでは大分県の以下のエリアについて絶景スポットやシャッターチャンスを紹介していきます。
また最後に大分県のおすすめ絶景スポットや旅行中に立ち寄りたい日帰り温泉や車中泊スポットを紹介したGoogleマップを公開しています。
こちらのGoogleナビを使うことで、実際の旅行時に目的地まで迷わず簡単に案内できます。
とても便利な地図なので、最後まで読んで頂ければと思います。
大分県のおすすめ絶景スポットの紹介
別府温泉の絶景スポット
別府地獄めぐりの絶景
昔はやっかいなものとして「地獄」と呼ばれていたようですが、今ではその奇観が別府の観光名所になっていますね。
赤、青、白などの多彩な温泉は、被写体として映える要素になります。
地獄めぐりの代表格は「血の池地獄」でしょう。
よく晴れた日の方が発色の良い赤になります。
(c)kazukiatuko - 画像素材 PIXTA -
湧き上がる温泉が海のようなコバルトブルーに見えることから「海地獄」と呼ばれています。
よく晴れた日の方が発色の良いコバルトブルーになります。
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蒸気が噴出してるところが多い「かまど地獄」も、見どころは、かまど地獄五丁目です。
ブルーやグリーンに色が変わる不思議な温泉のようで、下記の撮影時は淡いブルーでした。
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温泉の周りを回遊式庭園にしているのが「白池地獄」です。
色が白っぽい青なので白池と命名されています。
湯気が立ち込めると庭園が隠れてしまうので、風で視界が広がったところを撮影するのがおすすめです。
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天然記念物にも指定されている間欠泉が「龍巻地獄」
間欠泉は噴出されるのは30~40分間隔ですので、豪快に噴出されているところを撮影しましょう。
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別府温泉の絶景
別府の町並みを撮影するところを2か所紹介します。
1つ目は「湯けむり展望台」です。
地獄めぐりのある鉄輪を見下ろす眺望で、湯気が立ち込める様を撮影できます。
鶴見岳を背景にした温泉街の佇まいが、21世紀に残したい日本の風景で富士山に次いで2位に選定されています。
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湯けむり展望台から見る鉄輪の湯けむりの夜景は日本夜景遺産にも選ばれる程の絶景です。
湯気が街灯りに映し出されて燃え上がっているように見える迫力があります。
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別府湾サービスエリアから別府市街地の眺めもおすすめです。
特に朝焼けに照らされた別府のシルエットは趣きがあります。
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湯布院、九重、日田市周辺の絶景スポット
湯布院温泉の絶景
湯布院のシンボルの由布岳は、湯布院の長閑な田園風景が似合います。
午前中は逆光なので午後からの撮影がおすすめです。
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また別府に繋がる やまなみハイウェイから見ると、広大な草原とのシンプルな風景が広がります。
写真は冬ですが、夏は草原で緑1色になり絶景です。
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由布岳のふもとにある金鱗湖は、風が無ければ湖面を使ってシンメトリーな写真が撮影できます。
温泉が湧く湖なので、寒い日の朝には湯気が立ち込めて幽玄な世界を撮影することも出来ます。
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九重の絶景
九重には九酔渓に架かる九重夢大吊橋と紅葉が絶景です。
橋の両岸から撮影できますので、逆光にならない位置から発色の良い紅葉を撮影しましょう。
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また橋の上からは震動の滝が見下ろせます。
北からの撮影になるので逆光にならないように空を入れない構図で撮影しましょう。
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日田市(豆田)の絶景
日田市はかつて幕府直轄の天領として栄えた町で、豆田地区には当時の風情が残っています。
豆田地区のメインストリートである御幸通りは電柱が撤去されており、美しい景観になっています。
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御幸通りから路地に入った豆田町商店街は、路面が石畳となっているのがポイントです。
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宇佐市周辺の絶景スポット
耶馬渓の絶景
耶馬渓は日本三大奇勝として全国的に有名で、新日本三景にも選定されています。
耶馬渓六十六景という言葉の通り、耶馬渓には数多くの絶景が点在しています。
その中でも特に本耶馬渓にある青の洞門が貫かれている競秀峰の紅葉が絶景です。
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宇佐神宮の絶景
宇佐市のシンボルと言えば、全国の八幡宮の総本宮である「宇佐神宮」が有名で被写体としても秀悦です。
国宝である本殿は普段公開されていませんので、拝殿にあたる南中楼門が宇佐神宮の顔になります。
朱色の建物は良く晴れた青空の下で撮影することで映えます。
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神社の呉橋は鎌倉時代以前に作られたもので、とても貴重な建造物です。
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杵築の絶景
城下町である杵築は、石畳の坂に風情があり、映画やドラマによく登場しています。
特にVの字型に向き合っている酢屋の坂と塩屋の坂は、全国的にもここにしかない絶景です。
サンドイッチ型城下町の地形がよく分かりますね。
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また杵築城を望む勘定場の坂からの眺めも絶景です。
東方向の撮影になるので、午後から撮影がおすすめです。
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天守閣を狙うなら、杵築大橋から望遠レンズで撮影するのがおすすめです。
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中津城の絶景
中津城は日本三大水城に数えられ、堀に海水を引き込んだ城郭が特徴です。
天守閣は残念ながら模造天守ですが、石垣は当時のままで九州で現存する石垣としては最古のものだそうです。
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臼杵市、竹田市周辺の絶景スポット
臼杵石仏の絶景
大分県南部の臼杵市には国宝の臼杵磨崖仏があります。
色々な説がありますが、平安時代から鎌倉時代に掘られたものが61躯も残されています。
ホキ石仏第一群
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阿弥陀三尊像
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こちらは古園石仏群。
真ん中に鎮座する大日如来像の仏頭は修復される前は台座に置かれていましたが、国宝に指定される際に元の位置に据え付けられたようです。
そんなことから、お参りすると首が繋がりリストラされないというジンクスがあるようです。
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岡城の絶景
竹田市に行くと荒城の月の舞台となっている岡城址があります。
城に登ると最初に目に入るのは大手門跡です。
櫓は残っていませんが、強固な防御施設であったことが伺い知れます。
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大手門跡から入ったところから本丸跡を望む風景です。
彼岸花を前景に入れました。
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三の丸の入口にあたる太鼓櫓、鐘櫓跡です。
両サイドは切り立った崖のため本丸に攻め込むためには、この細い所を通る必要があります。
難攻不落と呼ばれるのも納得ですね。
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原尻の滝の絶景
竹田市の東に数キロのところに東洋のナイヤガラと呼ばれる「原尻の滝」があります。
滝は東向きなので、朝が撮影チャンスです。
(c)kazukiatuko - 画像素材 PIXTA -
また太陽を背に滝を撮影すると、水飛沫で屈折された虹を見ることができます。
(c)kazukiatuko - 画像素材 PIXTA -
白水溜池堰堤の絶景
竹田市から西の方に移動すると「白水溜池堰堤」があります。
白いカーテンのように流れ落ちる水流が美しい堰堤です。
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大分県の周辺情報
大分県の日帰り温泉施設
日帰り温泉は、なるべく道の駅に近くで営業時間の長いところをおすすめしています。
- 八面山金色温泉館
- ひょうたん温泉(別府温泉)
- 湯布院健康温泉館
- 筋湯温泉 うたせ湯(九重”夢”温泉郷)
- ラムネ温泉館(長湯温泉)
- 琴ひら温泉 ゆめ山水(日田温泉)
大分県の車中泊スポット
高速道路のサービスエリアを利用する場合、上り/下りの選択は進行方向を確認してください。
高速料金は必要ですが、前日までの移動や翌日の移動には深夜料金が適用されますので、うまく利用すればお得になります。
- 別府湾SA (高速道路でき来た際の前泊、翌日に高速道路で移動する後泊に便利)
- 道の駅 耶馬トピア
- 道の駅 水辺の郷おおやま
- 道の駅 ゆふいん
- 道の駅 ながゆ温泉(ラムネ温泉館の近く)
- 道の駅 原尻の滝(原尻の滝に隣接)
ご注意
当サイトで紹介する「車中泊スポット」とは、移動で日をまたぐ際に休憩及び仮眠をするためのスポットです。他の利用者が迷惑となるような連泊やオートキャンプなどの目的で利用しないでください。
大分県の絶景撮影のまとめ
このように広範囲に点在する大分県の絶景スポットへタイミング良く移動するには車が便利です。
マイカーが無くてもレンタカーを使う方法もあります。
また絶景を撮影するためには、ギリギリまで天気予報を確認してから旅行を計画する方が有利です。
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