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広島県の絶景を車で撮りに行く極意とおすすめ撮影スポット12選

広島県の絶景が撮影できる条件

皆さん、広島県に行けば、きっと感動的な絶景が撮影できると思っていませんか。
でも実際に行ったら大雨で、ぜんぜん風景写真が撮れなかったという経験もあったと思います。
また天気が良くても太陽が逆光で眩しい場合は、良い写真が撮れないこともあります。

このように絶景の撮影は、桜や紅葉のような旬の季節だけでなく、狙いとする気象条件や撮影する時間帯などの様々な条件が揃った時に行くことが大前提になります。

ポイント

つまり、広島県の絶景を撮影するためには、
天気予報を直前まで確認し、車で臨機応変に移動
することをおすすめします。

詳しい理由は、こちら

まずは絶景写真を撮るための絶対条件をおさえた上で、おすすめスポットの撮影を計画していきましょう。

広島県を撮影するポイント

当サイトでは広島県の以下のエリアについて絶景スポットやシャッターチャンスを紹介していきます。

また最後に広島県のおすすめ撮影スポットや旅行中に立ち寄りたい日帰り温泉や車中泊スポットを紹介したGoogleマップを公開しています。
こちらのGoogleナビを使えば、実際の旅行時に目的地まで迷わず簡単に案内できます。
とても便利なツールなので、最後まで読んで頂ければと思います。

広島県のおすすめ絶景スポットの紹介

広島・呉エリアの絶景スポット

宮島(厳島神社)の絶景

広島県には世界遺産が2つあります。
その1つが宮島の厳島神社です。
日本三景としても有名ですね。

宮島には宮島口からフェリーで渡ります。
宮島に上陸し、参道の商店街を抜けたら豊国神社と宮島のシンボルタワーの五重塔が見えてきます。

厳島神社の正面は海側に北西方向なので、夏場の日没前以外はどうしても逆光になります。
そこで日中に撮影する場合のおすすめは、山沿いの「もみじ歩道」や「あせび歩道」からの眺望です。
瀬戸内海を背景にした風光明媚な風景を撮影できます。

宮島のシンボルである大鳥居は大改修がありましたが、2022年に無事完了しています。

モミジ谷から登る宮島ロープウェイに乗り継いで山頂に登ると、獅子岩と呼ばれる巨石群と瀬戸内海を望めます。
南向きで逆光になるため、太陽光が直接レンズに入らないように、なるべく高い所から下向きのアングルで撮影します。

平和記念公園の絶景

広島県の2つ目の世界遺産は、原爆ドームです。
同じ過ちを絶対に繰り返さないという思いを込めて、できるだけ平和なイメージで撮影したいと思っています。
今回はバラの花と一緒に撮影しました。

原爆ドームの南側には祈りの泉の噴水と広島平和記念資料館があります。

広島城の絶景

名古屋城、岡山城とともに日本三大平城で日本百名城の1つである広島城。
現在は外観復元天守ですが、原爆が投下される前までは天守閣が現存していたようです。

天守閣は本丸の北西の角に建っていますいますので、堀の外からも綺麗に望むことができます。

夜はライトアップされるので、堀を水鏡にしたシンメトリーな絶景を撮影できます。

呉の絶景

呉市はかつては帝国海軍の拠点であり、現在も海上自衛隊の港湾施設が集積する天然の良港です。

呉港フェリー乗り場の近くに、「てつのくじら館」と呼ばれる海上自衛隊呉史料館があります。
こちらは実際に自衛隊で就役していた「あきしお」だそうです。
広角レンズで撮影すると迫力が出せると思います。

歴史の見える丘からは、かつて戦艦「大和」を建造したドックの上屋を眺めることができます。
夜も稼働していて、夜景も迫力があります。

車がないと行けませんが、街の南側に連なる三津峰山の展望台からは、呉の港湾を見渡すことができます。
イージス艦や潜水艦が停泊しているので、日本離れした雰囲気が漂っていますね。

呉基地のあるアレイからすこじまに行くと、潜水艦やイージス艦を間近に見ることができます。
日中だけでなく夜間もスタンバイ状態で眠らない港ですね。

呉には中四国三大夜景のスポットがあります。
車でしかアクセスできませんが、街の北側にある灰ヶ峰から見る夜景は圧巻です。
瀬戸内海の島々が、まだシルエットで見えるくらいの日没直後がシャッターチャンスです。

呉の南部には、最峡部が90メートルしかない音戸瀬戸があります。
ここは大型のフェリーが行き来きできるように、両サイドをループ状の持ち上げた特徴的なデザインの高架橋が掛かっています。
しかも新旧2つの赤い鉄橋があって、とても美しい景観になっています。

狭い音戸瀬戸を通過するフェリーは迫力があり、絵になります。

福山・尾道エリアの絶景スポット

福山城の絶景

福山市には日本100名城の福山城があります。
西側の外様大名に権威を示すため、10万石とは思えない威風堂々とした天守閣になったそうです。

築城400周年の改修工事で、天守北側鉄板張りが再現されました。
城郭の北側の防御が脆弱だったため、砲撃に耐えられるように鉄板張りになったそうです。
黒塗りの天守閣は他にもありますが、鉄板張りの天守閣は福山城だけです。
北面なので夏場の朝か夕方の撮影がおすすめです。

福山城はJRの駅からの眺めもおすすめです。

夜もイベントでライトアップされる時は、ぜひ撮影しましょう。

鞆の浦の絶景

福山市から南西方向に瀬戸内海に突き出したところに鞆の浦があります。
鞆の浦は潮待ちの港として栄え、瀬戸内の景観と昔ながらの町並みが融合した絶景があります。

午前中は鞆の浦港の常夜灯や雁木の撮影がおすすめです。
こちらは、鞆の浦を1日散策した後の常夜灯に灯が灯る頃に、もう一度戻って夕景も撮影しておきましょう。

街並みは重要伝統的建造物群保存地区に指定されていますので、散策しながらスナップ写真をたくさん撮ることができます。

鞆の浦の海の幸を食べた午後からは、福禅寺に行きましょう。
対潮楼の室内から見る弁天島は往時を偲ばせる風情があります。


鞆の浦の街全体の景観は、町の中央にある歴史民俗資料館のある丘からと、西側の山沿いにある医王寺から望むことができます。
南から東方向の撮影になるので、午後からの撮影がおすすめです。

こちらは歴史民俗資料館から見た鞆の浦の街並み

こちらは医王寺から見た鞆の浦の街並み

最後に常夜灯に戻り、夕景を忘れずに収めて帰りましょう。

尾道の絶景

瀬戸の景観とレトロな坂のある街並みが融合する尾道。
まず最初におすすめしたい絶景スポットは、千光寺公園です。
ロープウェイからも千光寺からも、尾道水道に架かる尾道大橋と街並みの絶景を見下ろせます。

千光寺山からの絶景を撮影した後は、尾道の寺院が連なる麓まで散策しながら下山するのがおすすめです。
映画のロケ地になるようなレトロなスポットがたくさんあります。

海岸に出れば、昔の倉庫をリノベーションしたレトロな施設もあります。

尾道市街の東側には浄土山があり、麓には浄土寺の多宝塔があります。

そこから山頂まで上がれば、東側から尾道の街並みを見下ろすことができます。
(大きく迂回しますが、車で登ることもできますよ)

あまり知られていませんが、対岸の向島から尾道の街並みを見下ろす絶景スポットもあります。
大元神社から登った山頂からの眺めです。

このように尾道の街並みを見下ろす絶景スポットは、広範囲に点在していますので、車で行く方が便利です。

しまなみ海道・とびしま海道エリアの絶景スポット

しまなみ海道の絶景

しまなみ海道が走る広島県の島は、尾道側から向島、因島、生口島となっています。
向島からは尾道の町並みを見下ろす絶景でしたが、因島からは五百羅漢の石仏とともに瀬戸内海を見下ろす白滝山からの絶景がおすすめです。
東側には因島大橋も見下ろせます。

因島の真ん中には、因島水軍城があります。
室町時代から戦国時代に日本最強を誇った村上水軍の城をイメージしたようです。
実際には天守はなかったようですが、お城はやっぱり格好良いです。

広島県と愛媛県の県境に架かる多々羅大橋を生口島から見た夕景です。

とびしま海道の絶景

海道と言えば、しまなみ海道がメジャーですが、呉市から橋で繋がる芸予諸島にも、とびしま海道があります。
その中で、江戸時代からの風情が残る港町を紹介したいと思います。

呉市から安芸灘大橋を渡って最初の島が下蒲刈島です。
そこには、かつて西国大名が参勤交代で立ち寄ったとされる御番所跡「松濤園」があります。
東向きの撮影になるので、午後から撮影するようにしましょう。

次に上蒲刈島、豊島を通過し、その先にある大崎下島には、江戸時代から続く御手洗伝統的建造物群保存地区があります。
歴史の見える丘から御手洗町並み保存地区の絶景を見下ろすことができます。
東方向にカメラを向けるので、午後からの撮影が良いと思います。

町に降りて、常磐町通りを歩くと往時の状態の町並みを見ることができます。

県北エリアの絶景スポット

帝釈峡の絶景

帝釈峡では石灰岩の浸食でできた世界三大天然橋に数えられる雄橋が迫力のある絶景を撮影できます。

また帝釈ダムに堰き止められた神竜湖に架かる桜橋は湖面を水鏡にしてシンメトリーな絶景を撮影できます。

三段峡の絶景

全国で特別名勝に指定されている渓谷は6ヵ所ありますが、関西より西には三段峡しかありません。
そして三段峡を代表する絶景は三段滝になると思います。

世羅高原の絶景

広島県北部にある世羅高原には4つの農場があり、それぞれ特色があります。
その中で花畑の絶景が撮影できる、世羅高原農場と花夢の里を紹介します。

まずは広大なチューリップ畑の世羅高原農場です。
夏はヒマワリ、秋はダリアでも有名です。

続いて広大な芝桜の花夢の里です。
ネモフィラでも有名です。

花畑の撮影は晴れているだけでは絶景にはなりません。
見頃の時期は毎年変わります。
絶景を撮るなら、開花情報とともに天気予報も直前までチェックして撮影計画を立てたいですね。

広島県の周辺情報

こちらで紹介した広島県の絶景スポットと日帰り温泉施設、車中泊スポットをGoogleマップにプロットしました。
ぜひご活用ください。

Googleマップを使ってスマホやタブレットをナビにする方法は、こちら

広島県の日帰り温泉施設

広島県の車中泊スポット

高速道路のサービスエリアを利用する場合、上り/下りの選択は進行方向を確認してください。
高速料金は必要ですが、前日までの移動や翌日の移動に深夜料金が適用されますので、うまく利用すればお得になります。

ご注意

当サイトで紹介する「車中泊スポット」とは、移動で日をまたぐ際に休憩及び仮眠をするためのスポットです。他の利用者が迷惑となるような連泊やオートキャンプなどの目的で利用しないでください。

広島県の絶景撮影のまとめ

このように広範囲に点在する広島県の絶景スポットにタイミング良く移動するには車でのアクセスが便利。
また絶景を撮影するためには、直前まで天気予報を確認してから旅行を計画する方が確実です。
理由はこちら


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  • この記事を書いた人

PUPIPI

日本最大手の写真素材サイト「PIXTA」に
2014年より専属フォトグラファー登録
風景写真を中心に月6桁の収益を得ています
日本全国の絶景や文化遺産を求めて
キャンピングカーで全国行脚しています

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